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オーガニック・キッチン通信 作る人の想いも一緒に「いただきます」
2018年7月号

一戸農場

北海道は 広い! 大きい! おいしい!
どこまでもずーっと続く有機の畑より①

キャプション 一戸宏公さん(右)、允仁さん(左)兄弟

有機JAS認定農家戸数、取り組み面積ともに全国一位の北海道。農薬と化学肥料で痩せてしまった土地を有機の畑に変えていく取組みが盛んです。オーガニック・キッチンのお弁当にも入っている北海道のこだわり野菜。今回はそんな北海道の有機農家をご紹介します。

キャプション 一戸宏公さん(右)、允仁さん(左)兄弟

43haという広大な有機の畑。収穫量は全国トップクラス

キャプション 広大な畑での作業に欠かせない大型トラクターがズラリ
キャプション 広大な畑での作業に欠かせない大型トラクターがズラリ
一戸農場がある北海道美幌町は、流氷で有名な網走から車で30分。43ha(東京ドーム約9個分)という広大な農地で、じゃがいも、にんじん、ごぼうなどを有機栽培で作っています。

ピンチをチャンスに! 大雪を囲む会

キャプション ごぼうの赤ちゃん。これから夏の間成長して、9月にはオーガニック・キッチンに届く予定

農薬や化学肥料を使用すると作物は短い時間で大きく成長し、除草、殺虫、病気予防も簡単です。しかし、薬漬けになった土は固くなって病気が蔓延し、一戸農場では作物を作れなくなってしまいました。

「これではダメだ!」と考えはじめたH7年頃に出合ったのが『島本微生物農法』でした。仲間と一緒に勉強をはじめ、徐々に大地も回復。H12年には有機JAS認証を取得しました。その後立ち上げた『大雪を囲む会』では、11人の有機農家が集まって情報交換しながら、以前のような肥沃な大地に戻す取り組みをしています。

キャプション ごぼうの赤ちゃん。これから夏の間成長して、9月にはオーガニック・キッチンに届く予定

目標は「おいしいものを手ごろな価格で」

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「おいしい野菜をより多くの人に届けたいというのが一番の願いです。そのためには慣行栽培の野菜との価格差を縮めたい…。価格に差がなければ誰でも有機野菜を選びますよね。絶対にできるハズです。」
何とも心強い言葉に有機農業の明るい未来を感じました。

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