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オーガニック・キッチン通信 作る人の想いも一緒に「いただきます」
2017年1月号

(株)鋳物屋

おいしい玄米のヒミツ兵器!こだわり圧力鍋のはなし

キャプション 実施に使用している圧力鍋

オーガニック・キッチンの自慢のひとつが「おいしい玄米」。もちもち・プチプチの食感で、噛むほどに美味しさが口に広がります。おいしさの理由の一つは、化学肥料を使わず、微生物の力で土づくりをする「こだわり農家」さんから届くお米です。もう一つは、お米のおいしさを最大限引き出せる圧力鍋で炊いていることです。

オーガニック・キッチンが使っているのは(株)鋳物屋の「ヘイワ圧力鍋」。いろいろなメーカーの圧力鍋を取り寄せ、実際に炊いて比べたところ、このヘイワ圧力鍋で炊いたものが一番おいしく、「うちの玄米をこんなにおいしく炊いてくれるなんて!」と、お米を作る農家さんも驚くほど。そんな圧力鍋を作っている(株)鋳物屋の工場を訪問してきました。

キャプション 実施に使用している圧力鍋

玄米のための圧力鍋

キャプション 型に流し込んだアルミを丁寧に取り出します。一つ一つ丁寧に手作業です
キャプション 型に流し込んだアルミを丁寧に取り出します。一つ一つ丁寧に手作業です

山形空港から車で5分。リンゴ畑が広がる農村地帯に囲まれた工業団地の一角に(株)鋳物屋の事務所&工場があります。社長の金子さんは自ら鍋の設計に携わっていて、この日も部屋の隅に試作品の鍋がありました。

「江戸時代まで日本人の主食は玄米でした。玄米は完全栄養食と言われるほど栄養豊富で、毎日食べることで健康な身体づくりに繋がります。そんな日本古来の玄米を多くの人においしく手軽に食べてもらいたくて、日々商品の研究をしています。」とおっしゃる金子さん。

圧力鍋というのはその名の通り、鍋を密閉して空気や水蒸気が外に逃げないようにすることで内部の圧力を高め、液体の沸点を高めることで通常よりも短い時間でしっかり食材に火が通ります。

「圧力鍋はもともと欧米で使われていたもので、玄米をおいしく炊くことを目的にはしていなかったんです。そこで私はおいしい玄米を炊くための鍋を作ろうと、加熱の時間や鍋の内部の圧力や温度などを研究し、アルミの素材や構造などにもこだわり、試行錯誤を繰り返しました。おかげさまで多くの人に愛用していただいています」と金子さん。日本古来の玄米をもっと多くの人に食べて欲しいという金子さんの熱い想いが、多くの人に愛用される圧力鍋として形になったのです。


おいしい米づくりにこだわる農家と、おいしい玄米を炊くための圧力鍋。オーガニック・キッチンがたどり着いた最強コンビのおいしいご飯のお弁当を、ぜひ毎日召し上がってくださいね。

すぐ近くにある山形空港。抜けるような青空が広がります。
 
 
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